傷付く子どもたち④

我が家の長男である代表。③でご紹介した弟同様 気が弱くて大人しい子どもでした。でもたくさんの良いお友達には恵まれ 毎日笑って楽しく暮らしていました。

でもとあるスポーツの団体に入っていた時、悲しい思いをしました。

③で書いた内容に似てくるので具体的には書きませんが、そのスポーツ自体やりたいし楽しかったのにあからさまなひいき、差別とも取れる言動・・・かなり頑張りましたが さすがに悲しくなって辞めました。被害妄想でもなく本当に酷い大人ばかりでした。

どこに行っても、どんな団体や習い事や塾などに入っても すぐに馴染める子が偉い訳でも優れている訳でもありません。もちろん馴染めない子が偉い訳でもありません。

それぞれ輝ける場所 場面 時期は違うということ。輝くポイントは必ずあって、見つけて伸ばしてあげるのが関わった大人のやるべき事なんじゃないのかな?と私は思います。


例えば野球をやっていたとします。バッティングが下手でも守備は上手いかもしれません。それもダメでも、足が速いかも知れません。それもダメでも声が誰よりも出ているかも知れません。それもダメでも、仲間を励ます優しさがあって協調性は誰にも負けない子かも知れません。それもダメでも、用具を誰よりも大事にしているかも?誰よりも片付けが早くきっちりしているかも?無遅刻無欠席かも?いつも笑顔かも?ルールや知識がずば抜けてるかも?

褒めるところはいっぱいあります。

見ようとしないだけ。

野球に関係ない?そうでしょうか?ここはプロ野球ですか?

私が英語の先生になりたいと思ったきっかけは2人の素敵な大人が私を認めて褒めてくれたからです。小学生の時の話。それが人の一生を決めることもあるんです。

逆に私が人の将来のヒントを与えたこともあります。それはただ、その子の才能、良い所を見つけたからです。

苦手、できない は否定され 目立つ、そつなくこなせる は肯定されます。

明るいは善、暗いは悪。そんなこと誰が決められますか?

子どもはそんな中で沢山傷付いています。

一人一人の個性を見つけて認めて伸ばしてあげたい・・・

この想いこそがFINDの原点です。