私がよく保護者様にお話し、ご提案すること それは子どもの「武器」の話です。
剣などの本当の武器ではなくて、心の武器です。
どういう事かといいますと、子どもって大人が思うより内心はびくびく不安がいっぱいだったり、自意識過剰だったり、人と自分を比べてたり、そして自信がなかったりします。やんちゃそうに見えて強気な発言をしている子どもでも 多かれ少なかれこういう要素があります。
子どもが社会に出ていく・・・親から離れて初めて行くのが保育園だったり幼稚園ですよね。まだそのくらいでしたら、寂しいかも知れませんが先生もしっかりお世話してくれますし、大きく何かの「差」みたいなものを子ども自身は感じません。
ところが小学生になったとたん、色んな事が変わります。まず親無しで通学します。親御さんはここで少し楽になりますよね・・・送迎がなくなるとかなり時間ができますよね。
親から離れてこれまた初めての「勉強」をします。そして周りは全員お友達、なわけではなく全く知らない子もたくさんいます。
そして通っていた幼稚園、保育園の特徴によって今習得していることがかなり違ってきます。例えば、我が子は普通の公立幼稚園に通っていましたが、近所には大きな私立の保育園があって、そこは外部講師などをたくさん呼んで、毎日 硬筆・英語・体操・スイミング・算数・・・などなどすごかったんです。子どもたちは沢山の武器を持って小学校に上がれますよね。
私は仕事がら我が子には字を書く練習や、英語は教えていました。(自宅が英会話教室だったので)これも英才教育ではなくちょっとでもいいから「武器」を持たせたかったのです。
そう、武器=自信 のことです。
私が多くの子どもたちと接してきて、子どもの苦手の上位に入ることは焦ること、です。ゆっくりやればできる計算も、周りの友達がどんどん先にできて来て、「先生!できましたーー!!」 と言われると焦ってしまってプチパニックになります。
よくご質問をいただくのですが、未就学児さんは何を勉強するのですか?と。答えは「武器」を持たせてあげること、です。お名前が漢字で綺麗に書ける、簡単な数字の概念が分かっている、文章が詰まらず読める、いけそうなら計算もやっておきたい・・・これら全て「英才教育」なのではなく、「武器」のためです。
「私はできる」「僕はそれを知っている」それだけでパニックは防げます。そしてその段階でしたら テストが近いわけでも 必ず何かを克服しないといけないわけではないので、楽しくゆったりとお勉強ができるという大きなメリットがあります。その期間には特に褒めます。自信、という武器をいっぱい持たせてあげたいからです。
FIND学習塾で意識して持たせてあげられる武器はこのような感じですが、親御様でしたら他の習い事や日々の生活で褒めることによって、自信という武器が与えられる最高のお立場だと思います。
また、私は長年子どもたちに携わってきましたので、「しつけ面」でもお手伝いできたら、と思っていまして、それも我が子をそうしてきたように、できないことを叱るのではなく できたことを褒めるやり方でどんどん笑顔にしていこうと思っています。椅子を片付けた、消しかすを集めた、元気に挨拶できた・・・など子どもが照れるくらい褒めます(笑)○○しなさい、とは言いません。「わ~~○○してくれてありがと~~助かる~~」みたいな感じです。そう言われた時の子どものはにかんだ笑顔が大好物です!!白飯3杯行けます!(笑)
②では高学年~中高生さんのお話しです。